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デザインのプロセスのデザイン2
非常勤をしている慶応SFCと東京理科大の設計課題『関数空間-AlgorithmicSpace』がもうすぐ中間発表を迎える。最初にSFCで同様の課題を出してから今年でもう5年目となる。毎年少しずつ課題形式も進化してきたが、今年度も少しだけ変更を加えた。主な変更点について以下メモランダム。

昨年度までの進化は下記過去エントリー参照。
「デザインのプロセスのデザイン」
http://www.000studio.com/main/memorandum.php?id=13814


(1)1番大きな変更点は、昨年度は、前期を理科大、後期をSFCと時期をずらして同じ課題をやっていたのだが、今年度は、同時並行で同じ課題を進めるようにしたこと。各案の進化の履歴をアーカイブしたblogは両大学で別々に用意しているのだけど、お互いに公開しているので、微妙に相互作用が見受けられるのが面白い。さらに相互作用を促すためにも最終発表だけでなく中間発表も合同で講評会を行うことにしたことも大きな変更点。外部からゲストクリティークもお招きする。

(2)2点目はTAにも積極的に授業に参加してもらうようにしたこと。高木秀太さん(理科大宇野求研)と酒井康史さん(SFC池田靖史研)。両者とも昨年度の授業を履修したOB。彼ら自身がとても優秀ということもあるが、授業の勝手がわかっている(規範を内面化して共有できている)ので、僕よりも現在履修している生徒に近い視点で、生徒とコミュニケーションがとれる。今のところ昨年よりも脱落者が少ないのは彼らのおかげだろう。

(3)3点目は、フィードバック案(前述の過去エントリー参照)を3名に絞ったこと。昨年度は全員に対してフィードバック案を返していたのだけど、それに比べて、ひとつひとつのフィードバック案の内容が濃くなったことと、フィードバックが集まる案に偏りが出た(淘汰圧がかかった)ことが収穫。さらにフィードバックが誰から誰に送られたかも集計しblogに公開することにした。僕の予想では、最終的な案の評価と、この集計結果がある程度相関するのではないかと思っている。

(4)4点目はproccesingの独学用webサイトとともに、講義も行うようにしたこと。昨年度はproccesingは独学用webサイトだけを用意してあとは独学しなさいということにしたのだが、はやり敷居が高く、自分が作りたいプログラムをある程度書けるようになった生徒は数名のみだった。そこで今年は、授業時間を少し延長して、processingの講義も行うことにした。同期的な学習と非同期的な学習の相互作用があるといいのだけれど。


ところで、先日、松田達さんからお電話をいただき、「建築系ラジオ」のインタビューの依頼があった。昨年一度お断りしていた上での再度の依頼なので、何か彼にも意図があるのだろうと思い受けさせていただくことにした。ただ、二人のやりとりだけでは面白くなさそうだなと思って、この中間講評会に松田さんにも来ていただき、講評会終了後、他のゲストクリティークの方や、生徒も交えて「アルゴリズミック・デザイン」について討議するのはどうかと提案したら、快諾していただいた。無編集で公開と聞いているので、あまり長く突っ込んだ議論はできないと思うが、中間講評会の熱気そのままに皆で議論できるとうれしい。

合同中間講評会は外部の方にも公開いたします。アルゴリズミック・デザインに興味のある方は是非いらしてみてください。
以下、合同中間講評会のプログラムを転載。

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日時 : 2009年6月6日(土)15:00-20:00(終了時間は前後するかもしれません)
場所 : 慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス 教室o(オミクロン)11
アクセス : http://www.sfc.keio.ac.jp/maps.html
キャンパス案内 : http://www.keio.ac.jp/ja/access/sfc.html

ゲストクリティーク:
松田達さん(松田達建築設計事務所
藤村龍至さん(藤村龍至建築設計事務所
田中浩也さん(慶応義塾大学環境情報学部准教授

スケジュール:
15:00 : 課題概要説明、ゲスト紹介
15:10 : 慶応SFCデザイン言語ワークショップF(空間生成)2009

中間発表 一人5分+質疑5分程度
(発表形式=A1パネル+模型+パワポ)

16:40 - 休憩10分

16:50 - 東京理科大学工学部 建築・都市設計 2009


中間発表 一人5分+質疑5分程度
(発表形式=A1パネル+模型+パワポ)

19:40 - ゲスト・クリティークによる総評
20:00 - 中間講評会終了

20:10 - 建築系ラジオ収録「アルゴリズミック・デザイン」
学生も参加可。
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language:
jp

category:
memorandum

author:
sho000

viewed:
931 viewed

careated date:
May 23, 2009, 3:45 p.m.

edited date:
April 3, 2012, 7:51 a.m.